yamatogawa-blues’s diary

不動産関係と闇ポエム(笑)を書いています

自粛警察と励ましの張り紙

「自粛警察」と称される活動をする人の一方で励ましの張り紙をする人たちもいます。

今の状況下で「自粛警察」は決して褒められるものではありませんが、これも必要悪なのかなと思いました。

だからと言って「自粛警察」の活動には賛成できませんが、心の温まる励ましをする人のカウンターパートとして生まれたバランスをとるための必要悪なのかなと思います。

 

少し複雑な言い方になってしまいますが、「自粛警察」を悪、「励まし」を善として私たちの社会は判断しています。

どうように「盗み」は悪、「寄付・施し」は善、「法令違反」は悪、「法令遵守」は善など、かならず善に対しての悪のカウンターパートがあります。

 

悪はなくしたいと思う反面、悪が全くなくなった世界を創造するとそれも薄気味悪く、その世界自体「悪」以上の何かと思ってしまうかもしれません。

 

そう考えると今の社会規範に照らして「悪」と呼ばれるものも「善」と言われるものも、物事の本質のところでは切っても切れない関係なのではと思ってしまいます。

 

人が生存していくためのバランサーのような感じがします。

確かに、今は「悪」ではあるけれども、ここでバランスを取っておかないと、人の価値観が変わってしまった時、人が生き抜くためにはその「悪」も必要なのかもと思ってしまいました。

 

まぁだからと言って、「自粛警察」をやっている人に賛成はできませんが…やっぱり私は今の社会規範の中で生きていますので…