yamatogawa-blues’s diary

不動産関係と闇ポエム(笑)を書いています

時代は繰り返す?プレサンスコーポレーション社長逮捕で連想する不動産リセッションへの恐怖!

11年前のダイナシティ民事再生法と「カタカナ」デベロッパーの崩壊。そして消費税導入後ジワジワとくるリセッションの足音・・・頼む!もう総理大臣が1年で変わって経済ガタガタのあの暗黒時代に戻りたくない!(不動産屋の叫び)

 

プレサンスコーポレーション、大変なことになっていますね。

確か供給戸数全国2位までの数になっていましたら、その衝撃は業界では大きいです。

まぁ供給戸数2位と言っても、面積の小さい単身者向けの商品が中心でしたら、そのままの数字を鵜呑みすることはできませんが・・・それでも全国2位というのはすごい!立派です。

 

今回の事件を聞いて、11年前に民事再生になったダイナシティさんを思い出しました。

2007年のサブプライムローン問題、2008年のリーマンショックと大変な時期で、ダイナシティさんだけでなく、大手デベロッパーや不動産会社も大変時期でした。

内も一応大手でしたが、本当にきつかった。人をどんどん削られ、一人ではカバーできない業務量を背負っていました。

ただ大手だったので会社がつぶれることはなかっただけよかったと思います。

 

そしてこの前後、「カタカナ」デベロッパーがバタバタと倒れていき、世間では「カタカナ」デベロッパーは危ないと都市伝説のように言われていたのを思い出します。

(これとは関係ありませんが、耐震偽装のフューザーもカタカタだったのでこの仲間に入れられていました。フューザー問題はもう少し前なんですが・・・)

 

カタカナデベが危ないなんて、まったくの都市伝説だと思います。

ただマンション分譲事業は相当のお金がかかりますからね・・・

用地買収、建設費が大きな出費でしょうか。

景気がよくって順調に売れているときは、仕入して売ってお金が入るといういい流れなのですが、これは自転車操業ともいいますね。

だから中堅どころで頑張っているところは、景気がよくってイケイケどんどんでやっていると足元をすくわれるケースもあるんですね。

 

そしてその中堅どころに多いのがカタカナ名称。

大手は大体財閥か電鉄系の関連会社ですからだいたい漢字が入っているというそれだけだと思います(笑)

 

今回のプレサンスコーポレーションさんも資金繰りが苦しかったのかなと邪推してしまいます。

大手だけのマンション企画なんて面白くないから、早く落ち着かれて、また多くの方が喜ばれる商品を世に出されることを心より祈っております。

 

最後に・・・

まったく根拠はなく、感覚だけですが、なんとなくリーマン前夜に雰囲気が似てきたと思うのは私だけでしょうか・・・

ドイツ銀行も心配だし・・・今度は大きな不況に陥る前に何か対策を打ちたいですね。