yamatogawa-blues’s diary

不動産関係と闇ポエム(笑)を書いています

不動産屋の呼び名変遷(笑)クニウシ、せんみつ屋、ブラック企業?・・・・今は?

クニウシってなに?不動産屋ってそんな風に思われていたんだ・・・クニウシ→せんみつ屋→ブラック企業?→普通の会社になった?

 

さて皆さんはクニウシという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

いろいろ調べましたが、グーグル先生でも教えてくれませんでした。

 

この言葉は、父から聞いた言葉です。もちろん父も曽祖父(父の祖父)から聞いた言葉らしいです。

 

クニウシ?

曽祖父は職人で生真面目な人だったらしく、娯楽産業(プロ野球選手、芸能関係、パチンコ屋など)の職業をとても嫌ったらしいです。

(私の祖父より30歳ほど年上だったと聞いているので、1881年ごろの生まれだと思うのでその時の時代精神として差別的な発言は許してやってください。)

それと同様に嫌ったのが”クニウシ”と呼ばれる人たちだったと聞きました。

 

”クニウシ”ってなんだ?

オヤジに聞いてみると不動産屋のことを指した言葉らしいのです。

 

曽祖父が元気だった当時は、不動産売買という概念はあまりなく、一所懸命先祖代々守ってきた土地や家を売るときは、その家が落ち目になってどうしようもなく処分するということが多かったらしいのです。

つまり不動産の売買は人の弱みに付け込んで行う商売とみられていたかもしれないのです。

そういう人の弱みに付け込んで商売をする”クニウシ”なるものは生真面目な曽祖父には許せなかったらしいです。

 

まぁ調査したわけではないので本当かウソかわかりませんが・・・

 

しかしそのひ孫の私が新卒で大手不動産仲介会社に入ったのは皮肉なものです。

まぁ新築販売に配属されたのでまだよかったかなと思っていますが・・・

 

3年ほど売買仲介の部署にいたこともありますが、曽祖父の呪いか(笑)その3年間は大変な人たちと仕事をすることになりました。

まずはメンヘラの自殺願望の部下。次の部下は前の会社で3000万円横領したおばちゃん。(どんな審査してんねん。まー過去の犯罪において人を差別するのはよくないが、なかなか面倒くさいおばちゃんやったな。)また上司は鬱になったことにかまけてその役職を果たさない憐れな部長、自分が仕事ができると上ばかり見ている東京から来たクソ部長、人の足を引っ張って出世しか考えないアホ・・・ととても楽しい人材に囲まれてしまいました。

 

まぁそれはさておき、クニウシの語源が何かもわからいので、いつか知りたいと思っています。ナイトスクープに調べてもらおうかなぁ。

 

それにしても、千に三つしか本当のことを言わない「せんみつ屋」と言われた時代もあり、やはり不動産屋はろくなもんじゃないですね(笑)

 

私が入社20年ほど前は、朝7時に出社して、夜10時から会議と称した締め付け、そこからポスティングして深夜2時ごろまで社畜として働かされていた社員を多く知っています。

幸い私は新築部門だったのでその時は大丈夫でしたが・・・

(しかしのちに新築の売れ行きが悪くなることにはそれ以上にひどい状況に追い込まれましたが・・・)

 

エクサスケールのコンピューターやそれを超える量子コンピューターが発達して、WEBで不動産取引がスマートにできる世の中が来てほしいものです。

 

クニウシ?