なぜYAHOO!不動産に大手仲介会社の物件が掲載されないのか？不動産仲介業はやっぱりブラック？それともホワイト？

こんにちは。

不動産仲介のお店ってどんなイメージですか？

昔は、ちょっと怖いイメージでしたが、最近は、大手各社の企業努力でずいぶん雰囲気は変わった気がしますね。

私も今はマンションデベロッパーに勤務していますが、入社は大手仲介会社でした。と言っても、新築マンション販売部門に配属されたので、不動産仲介についてはまったくのど素人です(-_-;)

私が入社した時（もう20年以上も前）、当時の社長が、「せんみつ屋という言葉があります、千の話の内、三つしか本当のことを言わないからです。我々は業界は長くそういわれていました。」というようなことをおっしゃったときには、びっくりしたものです。

もちろん、そういうことをしろというのではなく、大手がそう言う古い体質を変えて、健全な不動産仲介業をけん引していこうという前向きな言葉でした。

しかし、実態はというと、新築畑の人間から見ていると、前近代的な徒弟制度の会社が多い印象を受けていました。

営業マンの思考は、まずは自分が稼ぐこと。まぁそれは否定しませんが、何か違和感を覚えていました。

またお客様のことを本当に考えている人は結構少ない印象です。そのくせ、クレームになり、お客様対応ができないものだから、「お客様がー」と言って会社を脅す人も多かった印象です（主観・・・）

私が知っている会社では、新築部門は一般的なサラーマンのような固定給でしたが、売買仲介部門は、コミッションに近いボーナス体系でした。ほんの10年くらい前までは、管理職でもない一人の営業マンが支社長の年収を超えるということもありました。

（私の知っている人は成績ためにダウトなことして解雇されています。詳しくはかけないのが残念です。）

コミッションを否定するわけでも、成果主義を否定るわけでもありませんが、私の知る仲介会社のそれは、会社経営を掲げるのであれば、いびつな成果主義と映っていました。

今はずいぶん改革を進めているようですが、他の企業に比べると化石時代のような業界です。もっともマンションデベロッパーも化石時代のような古い考えがこびりついているので、不動産仲介業を十羽一絡げに言うのは気が引けますが、まぁ古い体質であることには変わりないと思います。

閑話休題、話がずいぶんそれました。

SUUMOには大手仲介会社の取り扱い物件が掲載されているのに、なぜか一時期からYAHOO不動産には大手仲介会社の取り扱い物件の掲載がなくなりました。

それはちょうとYAHOO!不動産が売買仲介事業を始めたことです。

そう、YAHOO!不動産は大手仲介会社からで形成するとある組織の逆鱗に触れたのです。岩盤規制とはいいませんが、新規参入を阻む古い考えです。

（新築は大手も掲載されていますが、売買仲介は一切掲載されていません）

私はどうしてもこの考えになじめませんでした。

当時、こんなことを耳にしました。

〇〇所属の不動産会社はYAHOO!不動産に一切掲載しない。あいつら喧嘩売りやがったと・・・私のいた会社は結構大手でしたが、その時の仲介部門のスタッフ部長がそう吐き捨てていましたら、なかなか閉鎖的な社会だなと思いました。

また仲介手数料の値引きについてこんな話も聞きました。

「〇〇所属の仲介会社は勝手に手数料値引きを広告に言ってはいけない」と当時の部長がおっしゃっていました。

値引き合戦にならないようにそう取り決めているとのことでした。

これってカルテルじゃないの？独禁禁止法に引っかからないの？

まぁ私は新築部門畑なので、詳しいことは理解できず、また追及もできないまま今の会社に転職しました。

本当に不動産仲介業というのは古い体質の団体だと思います。

徒弟制のような仕組みは変わり、普通のサラリーマンのような人も増えてきましたが、不動産カルテル的要素は全然ぬぐえていない気がします。

こういう組織が牛耳っているから、不動産仲介手数料も売り買い両手と言って、売り主から３％＋6万円、買主から3％＋6万円という莫大な手数料を取るんでしょうね。

売りはまだわかるが、自分でインターネットで欲しい物件見つけて、それを購入するのに３％＋6万円もしはらうなんて結構バカバカしいと思いませんか？

いつか風穴開けてやろうと思います。

大手不動産仲介業の方はどのよう反論をして私の疑念を解いてくださるのでしょうかね。

（広告）

yamatogawa-blues’s diary