大阪都構想でどう変わる?期待が膨らむ法定協議会の決定。
12月26日 大阪府議・市議らによる法定協議会で制度案、大枠了承!どうなる大阪?いよいよ来年秋住民投票。いいの?わるいの?前の都構想否決で外資系企業が逃げたって本当?大阪活性化を祈ります!
先日、大きなニュースになっていましたね。
賛否あるようですが私は大賛成です。
話せば長くなりますが、1992年から合計21年半ほど東京に住んで、そう痛感しています。
1992年といえば、バブルがはじけて日本が真っ暗な世の中に突き進んでいたころですね。
特に大阪はひどかった。
帰省するたびに大阪の街が廃れていくを感じていました。
特に東京に石原都知事が誕生し、強い東京を作り始めれれたころでしたから、その差は色濃く出てきたと思います。
私は生まれ故郷の大阪に愛着があったので、つよくそれを感じました。
2006年ごろから億ションの担当になり、六本木や赤坂、青山に、よく行くようになりました。そのたびに、こんなきらびやかなところ今の大阪にないなと悔しい思いをしていました。
そして、悔しいから大阪の歴史を調べては、戦前は大阪が経済の中心だったとか、東洋のマンチェスターと呼ばれたとか、さらに江戸時代には米の先物取引で大阪がにぎわったとかを知り、大阪にはポテンシャルがあるんだと自分を慰めたものです。
そんな折に知ったのが、大阪都構想とスーパー政令指定都市、そして道州制の3つ大阪浮上案。
どれも魅力的でしたが、大阪の郊外で育っていたの、大阪都構想と道州制は魅力的でした。
特に、東京に住んでいたので、その違いを目の当たりにし、「府市合わせ」というアイロニーに苦笑していました。
東京はとにかく広い範囲で開発が進んでいるのに、大阪は市内だけ。
本筋とは違いますが、山手線と大阪環状線の大きさや東京メトロの長さと大阪メトロの長さをくらべてもその違いは明らかです。
そんな折、できてきたのが橋下徹さん。
正直、政治家になられるまで大嫌いでした。
行列でもつまんないギャグばかりおっしゃるし、なんか極端な意見にも聞こえるし、丸山弁護士とセットで早稲田出身の弁護士と紹介されると、私も早稲田出身なので、ちょっと嫌な感情させ抱いていました。
でも彼が「道州制」や「都構想」を口にされ、あっ、俺が今興味のあるやつやと思って、YouTubeなどで話を聞いてみると、すごく腹落ちしました。この人が考えている都構想なら、大阪が復活するかも、といつしか思うようになり、その大阪都構想を、是非、大阪で体験したいと思い、異動希望を出し、7年ちょっと前に東京からもどってきました。(異動希望を出したのはそれだけではありませんが・・・)
前の住民投票は残念な結果に終わりました。
不動産関係なのでこんな噂をよく耳にしました。
「大阪に進出しようとしていた多くの外資系企業が、都構想否決で進出をとりやめた。」
これは不動産屋にとっては大きな痛手です。
外資系企業が参入してくると、需給バランスでオフィス賃料が上がりますし、雇用も生まれますから、社員の住まいも必要となるわけです。
不動産屋としては是非とも都構想は実現してほしいわけですね。
まぁ、これは不動産屋に限らず多くの産業が同じことを思うでしょうが…
いよいよ来年は住民投票。
今度こそは実現して、大阪を活性化させてほしいですね。
楽しみにしています。